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アパート経営に役立つ5つの資格とは?必要な知識や勉強方法も紹介

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アパート経営に資格は必要なのでしょうか?

アパート経営を始める際、何も資格を持っていないけど、本当にアパート経営なんてしていいのかなぁ……? と疑問に思ったことのある人もいると思います。

そもそもアパート経営に資格は必要なのでしょうか? また資格以外にも役立つ知識や勉強方法はあるのでしょうか?

ここでは、アパート経営の資格に関する事柄についてお伝えします。

 

アパート経営に資格は必要か

 

アパート経営に資格は必要なのでしょうか?

回答から述べますと、アパート経営に必要な資格はありません。

いってしまえば、無資格でもアパート経営はできてしまうのです。

 

でも、だからといって空手でアパート経営に臨むのは不安という人もいるでしょう。

 

ここでは、そのような人たちのために、アパート経営に役立つ知識や資格についてお伝えします。

 

アパート経営に必要な知識

 

では、初めてアパート経営をする人はどのような事柄について学べばいいのでしょうか?

ここでは、アパート経営をする際に必要な知識を紹介します。

 

1.不動産投資

アパート経営を始める際、はじめに“そもそも不動産投資とは何か”といったことから学ばなくてはなりません。

なぜ色々ある投資の中でも不動産投資(アパート経営)なのか、アパート経営のメリット・デメリットは何か、成功するためには何が必要かなど、基礎的なことが分かっていなければ、成功は望めません。

 

また不動産投資ならではの言葉(インカムゲイン、キャピタルゲイン、利回りなど)もこの段階で勉強しておく必要があるでしょう。

 

不動産投資にはメリットもありますが、デメリット・リスクも存在します。

 

それらを理解したうえで始めないと、開始してから「こんなはずじゃなかった」となってしまってはもう遅いです。

 

不動産投資に関する基礎知識はネット上にもあふれています。

 

インターネットや書籍などを活用して、「そもそも不動産投資とは何なのか」といったところから始めましょう。

 

不動産投資について勉強しようとしたとき、一番気になるのは収入についてではないでしょうか?

下記記事ではアパート経営による収入について紹介しています。

経費や税金についても紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

アパート経営で得られる収入の目安は?経費や税金の内訳も解説

 

2.賃貸管理

アパート経営を始めるにあたって、賃貸管理に関する知識はなくてはなりません。

 

アパート経営においては、当然のことながら、建てたアパートに入居者を集め、住んでもらうことで毎月の家賃収入を手に入れます。

そして、住んでもらうということは、住みよいアパートにするための管理業務が必要ということです。

 

すべてのアパートを自主管理する必要はありませんが、アパートにはリスクがつきもの。

なかでも、備えておかなければならないものが“空室リスク”です。

 

アパートを取得したとしても、入居者がいない(空室が埋まらない)状態では、家賃収入は得られません。

 

そのような事態を招かないためにも、どのような賃貸管理をすべきかなど、基礎的なことを学んでおく必要があるでしょう。

 

3.相続・税金

アパート経営を始める際、相続・税金に関しても勉強しておいたほうがいいでしょう。

 

まずアパート経営をする際、知っておきたいのが税金についての事柄です。

 

相続税対策としてアパート経営をしたいと考えている人はもちろん、アパート経営を通じて発生する税金や節税などについても学んだほうが、効果的なアパート経営ができる可能性が高まります。

 

相続税対策としてアパート経営する場合でも、アパートは確かに相続税を減らすには有効ですが、受け取った側はそのアパートをどうすべきか頭を悩ますケースもあります。

 

現在、築古アパートは入居者を探すのが難しく、相続税対策として建てたアパートが状況によってはお荷物になってしまいかねないからです。

 

ぜひ相続・税金の知識を身につけて、効率的なアパート経営を行っていきましょう。

 

4.リスク対策

アパート経営はメリットがあるものの、リスクも多数存在します。

アパート経営で成功する人は、最初に必ずリスク対策を行っています。

 

まずアパート経営をする際、考えておきたいのが“空室リスク”。

長期間空室が埋まらないと、想定していた家賃収入を得られません。

収益が上がらなければローン返済も困難になり、アパート経営そのものができなくなってしまう可能性もあります。

 

ほかにも備えておきたいのが“修繕リスク”。

最初はピカピカだったアパートも、時間の経過とともにどんどん古びていきます。

その際発生するのが、修繕リスクです。

事前にどのタイミングで大規模修繕を行うのかなどを計画しておき、そのために積立金を用意しておくなど準備しておきましょう。

 

そのほか、災害リスクや価値下落リスク、入居者トラブルリスクなどさまざまなリスクをはらんでいます。

 

リスク管理についての知識を得ようと思っても、どこから勉強したらよいか分からない方もいると思います。

下記記事ではリスク対策について簡単にまとめてありますので、まずはこちらの記事から読んでみてください。

 

アパート経営とは?3つのメリット・デメリットとリスク対策

 

5.最終的な出口戦略

不動産投資には、終わりがあります。

最初はピカピカで人気だったアパートも、古びていき、家賃を下げても入居者が見つからない状態になってしまいます。

 

そうなってしまったら、その不動産は完全にお荷物です。

売却しても、買い手がなかなか見つからないケースも出てくると思います。

 

そのような事態を招かないためにも、最初の時点で出口戦略まで思い描いておく必要があります。

 

「出口戦略なんて、アパート経営を始めてから考えればいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

 

でも、それでは遅いケースがたくさんあるのです。

 

物件購入時から出口戦略についても考えていれば、ある程度売却しやすい物件を選ぶことができます。

 

また将来の人口動向や需要などを予測して物件を購入したり、賃貸経営を行ったりしていれば、おのずとどのタイミングで売るべきかが見えてくるでしょう。

 

完璧にすべてを予言することはできなくても、だいたいの傾向はデータなどを基に確認できるはずです。

 

たとえ家賃収入を得ることに成功したとしても、出口戦略に失敗すれば、収益を支出が上回ってしまう可能性もあります。

そのことを意識したうえで、アパート経営をしていきましょう。

 

6.土地活用

すでに土地を持っている人限定ですが、そもそもその土地に合った方法がアパート経営なのかよく考えてから判断すべきです。

 

アパート経営以外にも、土地活用の方法はたくさんあります。

 

持っている土地をムダにしないためにも、土地活用の種類、それぞれの特徴・メリット/デメリットなどを知ったうえで、アパート経営を選ぶことをおすすめします。

 

アパート経営に役に立つ資格

アパート経営をする際、取っておきたい6つの資格を紹介します。

 

1.宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産売買の仲介業を行う際に必要となる資格です。

売買に関する知識が中心なため、アパート経営に直接役立つ知識はそこまでありませんが、後に法人化して、事業拡大などを計画している人は取得しておいたほうがいいでしょう。

合格率は16%程度と難易度の高い資格のため、しっかり勉強してから試験に臨むことをおすすめします。

 

2.ファイナンシャルプランナー(FP)

資産づくりに関する知識を有したいのであれば、FP資格の取得もおすすめです。

社会保険や生命・損害保険、不動産、税金、金融商品などあらゆる金融面での知識を得られます。

 

またアパート経営をする際は、長期的な目線で物事を考えることが重要です。

キャッシュフロー表を使って、ライフプラン同様、長い目で見た計画を立てられるようになりたい人にもぜひ取得してほしい資格です。

 

3.不動産実務検定

不動産実務検定も大家を目指す人に、ぜひ取ってもらいたい資格の一つ。

1級、2級の2つがあり、2級は賃貸管理運営、1級は不動産投資・土地活用などの知識について学べます。

試験日は毎日であり、いつでも受けられることもあり、比較的取得しやすい資格といえます。

不動産投資に関する知識を蓄えたい人は、受験しておくことをおすすめします。

 

4.マンション管理士

マンション管理士は、マンション管理組合のコンサルタントが受験しなくてはならない国家資格。

8%程度と合格率が低めの、難易度の高い資格です。

 

5.管理業務主任者

マンション管理士と似たような資格で、管理業務主任者という資格も存在します。

管理委託契約に関する事柄や、管理事務報告などについて学べます。

マンション管理士と一緒に取得する人も多いようです。

 

6.賃貸不動産経営管理士

賃貸住宅の管理運営に関する知識を得られる資格。

業務の幅も広がるでしょうし、オーナー業の方はぜひとも取得しておきたい資格の一つです。

合格率も40~50%程度と、比較的合格しやすい資格となっています。

 

資格以外でのアパート経営の勉強方法

アパート経営を始めたいと思っている人のなかには、資格取得以外の方法でも何かしらの勉強をしておきたいという人も多いと思います。

では、アパート経営の知識を習得するにはどのようにして勉強すればいいのでしょうか?

ここでは、アパート経営に関する知識を身につける方法をお伝えします。

 

1.インターネットで情報収集をする

まず初めてアパート経営を行う人は、インターネットを使って最低限の情報を収集しましょう。

最近は「アパート経営」などで検索すると、アパート経営を始める方法やどうやったら大家になれるかなど、色々な情報が表示されます。

 

「利回り」「自己資金」などふだん聞き慣れない言葉の意味なども、インターネットを使って調べられるといいですよね。

 

ただし、インターネットは手軽にさまざまな情報を手に入れられるものの、なかには信頼性が低いものも。

 

信頼できる情報かどうか確かめるためにも、出典を確認したり、信用性の高いサイトを中心に見ていったりするなど工夫していきましょう。

インターネットは無料で手軽に欲しい情報を集められるため、不動産投資を始めたいと考えている方にはおすすめの勉強方法です。
まずは情報収集をして、書籍などの他の媒体を使って裏付けを取っていきましょう。
当サイトでも、不動産投資の始め方に関する記事をまとめているので気になる方は下記記事をご覧ください。
アパート経営土地あり、土地なしそれぞれの始め方

 

2.書籍を読む

アパート経営に関する書籍を読むこともおすすめです。

 

知識やノウハウを得られるだけでなく、アパート経営で成功した著者の考え方やマインドなども手に入れられます。

 

また本を読むことで、自分がまだ経験していないことを、追体験することができます。

 

例えば、思うように入居者が集まらず、空室が発生して、赤字になってしまったとき…。

 

予備知識がなかったらパニックになってしまうかもしれませんが、「あの〇〇さんも同じような状況を経験している。そして、××を行うことで乗り越えられた。自分も同じことをすることで改善できるかもしれない」など前向きな気持ちになれる可能性だってあるでしょう。

 

また書籍を通じて、思いもよらなかったアイデアと出合えることもあります。

 

最初は中古アパートしか検討していなかった人も、ある本との出合いがきっかけで新築アパートにも目を向けてみたら成功するかもしれません。

 

書籍は千円ちょっとの出費で、さまざまな知識を手に入れられます。

 

「本を読むのはあまり好きではない」「読書する時間がない」などといわず、アパート経営を成功させるためにも、ぜひ成功者などの体験談・アイデアを読み込んでください。

 

3.先輩の話を聴く

オーナーたちのリアルな体験を聴いてみるのもいいでしょう。

 

色々な話を間近で聞くのは、本を読むのとはまた違った感慨を得られます。

 

もし身近な不動産オーナーと一対一で話を聴く機会があれば、上手に質問を挟んで、なかなか言えない本音を聞き出してください。

 

「なぜアパート経営を始めたのか」「アパート経営をしてみてよかったこと」

「今だから話せる失敗談」「これだけは絶対しておいたほうがいいこと、やめたほうがいいこと」など。

 

事前にさまざまな質問をメモしておき、聞きたいことを逃さないようにしましょう。

 

アパート経営で成功した大家さんは、自らの体験談を語りたくてうずうずしている人が大勢います。

 

彼ら彼女らの話を上手に聞き出したら、良好な人間関係を築けるはずです。

 

人間関係を構築できたら、先輩大家などからさらなる最新の情報やあまり表に出ていない物件などを教えてもらえる可能性が高まります。

 

アパート経営は一人で行うものだと考えている人もいるかもしれませんが、味方が多ければ多いほど成功の確率は上がっていきます。

 

ぜひ先輩の話を聴きに行ってください。

 

そして「この人とはフィーリングが合いそうだ」と思ったら、積極的に仲良くなっていきましょう。

 

4.セミナーに参加する

アパート経営に関するセミナーも多く開催されています。

不動産投資会社が開催するセミナーなどに参加すれば、興味を持った人には物件なども紹介してもらえるのでお得です。

 

また、ふだん会えないような専門家に直接触れ合えるのもセミナーの良いところ。

なかなか聞けないようなことを、ぜひとも質問してみましょう。

 

2020年以降はコロナ禍の影響もあって、オンライン開催のセミナーも増えています。

郊外などに住んでいて、なかなかセミナー会場に足を運べないといった人も、オンラインセミナーだったらスマホで参加することができます。

 

セミナーに参加することで、講師や不動産投資会社とのパイプを得るだけでなく、同じ受講者同士仲良くなるのも一つの方法です。

 

アパート経営を始めると、意外にもアパート経営仲間が見つからず、寂しさや孤独を感じることもあります。

大金が関わることなので、家族や身近な人には相談しにくい。

専門家に相談して、ノウハウや知識を手に入れたけど、なんとなく気が晴れない…。

 

そんなときは同じ悩みを抱える、アパート経営者仲間と一緒に語り合うことで、憂さが晴れることがあります。

 

何事もつまずいたり、苦しんだりしているときに助けてくれるのは同士です。

 

セミナーに参加したときは、ぜひとも席が近かった人などに「あなたもアパートオーナーを目指しているのですか」と話しかけてみましょう。

 

5.個別相談会に参加する

みんなの前で個人的なことを質問するのはちょっとイヤ…。

そのように感じている人などにおすすめなのが、個別相談会です。

 

個別相談会では、アパート経営のプロがあなたの持つ疑問に回答してくれます。

人には聞かれたくないような悩みも、マンツーマンでの対話なら話しやすくなると思います。

 

不動産投資会社が開催している個別相談会は、無料のものも多いので、気軽に参加できるでしょう。

 

また個別相談会で説明を受けた専門家とは名刺交換するのが一般的なので、専門家の連絡先を手軽に手に入れられるのも個別相談会の良いところです。

 

近年はセミナー同様、オンラインでの個別相談会も多数実施されています。

 

ぜひ自分の希望条件や目標など、色々な要件が定まってきたら、個別相談会に参加して具体的な事柄を決めていくことをおすすめします。

 

株式会社マリモでは、長期に渡り安定したアパート経営をご提案しております。

弊社の木造アパート経営の情報はこちらからご確認ください。

 

この記事を書いた人

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マリモ投資住宅事業本部

不動産事業を50年以上続けてきたマリモが、お客様目線でお役に立つ情報をお届けしています。 不動産投資初心者の方に向けての基礎知識から、経験者やオーナー様向けのお役立ち情報まで、幅広い情報の発信を心がけています。 部内の資格保有者(宅地建物取引士、一級建築士、一級施工管理技士、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、管理業務主任者など)が記事を監修し、正しく新鮮な情報提供を心がけています。

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