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アパート経営における掃除のポイントは?清掃業者の選び方も解説

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アパートを経営する大家にとって、管理業務は多岐に渡ります。その中でも掃除は、入居者の満足度に直結する作業であり、おろそかにしてはいけません。

 

しかし、実際どれくらいの頻度で、どのような点に注意して掃除すればいいのでしょうか?

 

本記事では、アパート経営における掃除のポイントを解説します。清掃業者へ委託する場合の相場や業者の選び方についても紹介しますので、アパート経営をお考え中の方はぜひ参考にしてみてください。

 

アパート経営の大家はどこまで物件を管理しなければいけないのか

アパート経営に関わることは、基本的に大家の責任のもと行わなければなりません。

 

民法・借地借家法などによれば、「貸主は借主に滞りなくアパートに住んでもらえるようにする義務がある」と明記されています。一方、借主側には、家賃支払いや原状回復の義務が発生します。

 

しかし、実際の業務をすべて大家一人で対応するのは難しいため、管理会社へ委託することが一般的です。

つまり「管理する義務」はあるものの、大家が管理の実務を全て一人で行う必要はない、ということです。

 

アパート経営における具体的な管理内容を見てみましょう。管理すべき項目としては、「建物」と「入居者」に分けられます。

 

「建物」の管理については、アパート共用部分の掃除、電灯など消耗品の交換やメンテナンス、各部屋の設備機器や水回りの修理、退去時の室内クリーニングなどがあげられます。

 

一方、「入居者」の管理では、入居者の募集、賃料の集金と管理、入退去と更新の手続き対応、住民からのクレームやトラブルへの対応などです。

 

以上のように、アパート経営における大家の対応範囲は、物件管理に関するすべてとなります。

 

以下の記事では、清掃費用以外にもかかるアパートの維持費などについて解説しています。アパート経営の成功させるためにも設備の維持は大切になりますので、ぜひご覧ください。

アパート経営とは?基本的な知識や概要について徹底解説!

 

アパート経営における掃除のメリット

定期的に掃除することで、清潔さが保たれることはもちろん、入居者の満足度がアップします。それがひいては入居率と収入の安定にも繋がるでしょう。

 

入居者の満足度が高いと、仲介業者や不動産サイトから入居希望者の連絡も増える可能性があります。

 

大家にとってアパートの掃除は義務ではなく、それを怠ったからといって、もちろん罰則もありません。

 

しかし、アパート経営で大切なことは「空室を出さない」ことです。
入居率を安定させるためには、清潔な物件であることは必須条件といえるでしょう。
自分が管理する物件を清潔に保つことは空室を出さないことに直結するのです。

 

入居者様から評価される掃除のポイント

アパート掃除でポイントとなるのは、掃除が行き届いている状態、清潔さが保たれている状態を維持することです。

 

定期的かつ丁寧に清掃しておくと、物件の築年数を重ねていたとしても清潔な物件として、入居者からの満足度は高くなるでしょう。

 

気をつけたい点としては、気になる場所は人それぞれである、ということです。

 

エントランスは日常的な掃き掃除でキレイになっていても、階段に砂や埃が溜まっている、あるいはゴミ捨て場ではゴミが散乱しているなどの場合、それは清潔な物件とは評価されないかもしれません。

 

対応の抜け漏れを防ぎ、均一な清潔さを維持するためにも、チェックリストを作成して清掃する箇所を常に決めておくといった対応を心がけましょう。

 

チェックリストがあれば、大家自身が清掃しても、外部へ委託したとしても、均一なクオリティを担保できます。

 

具体的には、自転車置き場や空き部屋のポスト管理、雑草が生えていないかの確認など、つい対応が漏れてしまいそうな点も含めて、チェックできる体制を作ることが大切です。

 

日常清掃・定期清掃・特別清掃の内容と頻度

アパート清掃における種類は日常清掃、定期清掃、特別清掃の3種類に分けられます。それぞれ内容と、頻度が異なります。

 

日常清掃については、掃き掃除や拭き掃除、ゴミ置き場の清掃など簡単な清掃のことを指します。頻度としては、最低でも月に2回から週に数回行っておくと、清潔さを保つことができるでしょう。

 

定期清掃は、清掃機械による本格的な床や壁の掃除、ワックスがけなどです。月1回から数ヶ月に1回程度の頻度で行います。日常清掃を丁寧に行っておけば、定期清掃の手間もその分減らせます。

 

最後に特別清掃です。排水管や高所の清掃で、年間を通じて数回実施すればいいでしょう。専門的なスキルや機材が必要となることも多いため、しっかりとキレイにしたいのであれば、業者へ依頼も検討してください。

 

アパート経営の大家が自分で掃除をするメリットとデメリット

清掃を外部に委託するのではなく、大家自らが行うという選択肢もありますが、そこにはメリット・デメリットがそれぞれ存在します。

 

順番に紹介するので、それらを踏まえて掃除を自身で行うのか、外部に委託するのかを検討してみてください。

 

メリット

もし大家自身でアパートを掃除するとした場合、メリットは2つです。まずは「費用が低く抑えられる」こと。

 

業者へ依頼すれば、専門的な清掃によりクオリティも高いかもしれませんが、その分費用がかさみます。

 

時間的にも体力的にも余裕があれば、定期清掃は自分で実施するほうが金銭的なコストは大幅に抑えられます。

 

また、定期清掃で物件を自分の目で確かめることができるため、どの部分が劣化しているか、どの照明が切れそうかなど、いち早く手を加えるべき箇所を把握できます。

 

もうひとつは「入居者とコミュニケーションがとれる」ことです。雑談で不満を聞いたり、要望を聞いたりできるため、アパート経営に活かせるだけでなく、入居者からの信頼アップにも繋がります。

 

こちらの記事で修繕費や修理時期の目安について解説していますのであわせてご覧ください。
アパート経営でかかる修繕費の目安は?費用を抑える3つのポイントも解説

 

デメリット

一方、デメリットも2つあります。まずは「時間がとられる」ことがあげられます。高齢の方であれば、掃除の内容によっては、体力も消耗するかもしれません。

 

2つ目は「掃除のクオリティを担保できない」可能性があることです。清潔さを維持できないようだと、入居者の満足度も低下してしまう恐れがあります。

 

メリットとデメリットを把握したうえで、自分で対応すべきか外注すべきか判断するようにしましょう。

 

アパート経営の大家は誰に清掃を頼むことができるのか

アパートの掃除は、先ほど紹介した「大家が自分でおこなう」方法以外では、「清掃業者に委託」「管理会社に委託」のパターンがあげられます。

 

外部へ委託するかどうかは、「アパートの所有数」や「専業なのかサラリーマン大家か」「自宅と物件の距離」など、大家さんそれぞれの状況によって答えが異なります。

 

時間的、物理的に難しいのであれば、クオリティも担保できる外注もいいでしょう。そうでないのであれば、例えば定期清掃のみは自分で対応するなど、業務内容によって切り分けて考える方法もひとつです。

 

大家自身が掃除に取り組むメリットとデメリットについては、先述しましたので、それらを元に考えてみてはいかがでしょうか。

 

清掃業者へ掃除を頼む場合も当然ながらメリットとデメリットがありますので、比較して検討してみましょう。

 

清掃業者に掃除を頼むメリットとデメリット

もし、管理する物件が複数ある、または管理するアパートから自宅が遠いなどであれば、大家からすると掃除の負担は大きくなります。

 

そのような場合には、清掃業者へ委託した方がいいでしょう。もちろん、管理物件が1棟であっても、自宅から近くであっても、委託することに問題はありません。

 

清掃業者へ委託する場合にもメリットとデメリットがありますので、それらを把握したうえで、どのようにすべきか考えることです。

 

メリット

まずメリットとしては、清掃のプロによる徹底した作業を提供してもらえることです。素人では難しい汚れ落としや、目の行き届かない部分も清掃してくれるでしょう。

 

クオリティを担保できることで、清潔さを保てます。物件の劣化スピードをやわらげることにも繋がり、その結果入居者の満足度も向上します。

 

また、大家自身が自分で対応しなくて済むため、時間的にも体力的にも余裕につながります。とくにサラリーマン大家の場合、外注するメリットは大きなものがあるでしょう。

 

デメリット

一方、デメリットとしては費用がかかることです。ただし、清掃業務への対価として当然かかる経費なので、デメリットと呼ぶべきものではないかもしれません。逆にいうと、ほぼメリットしかないということです。

 

掃除の目的はあくまでも「物件をキレイにし、清潔さを保ち、入居者の満足度をあげて空白率を減らすこと」がおもな目的です。

 

そのためには、多少のコストがかかることはやむを得ないといえるでしょう。むしろコスト以上の価値が見返りとして生まれます。

 

説明したようなメリットとデメリットを見比べて、外注するか否かを検討してみてください。

 

大家になったばかり、時間にも体力にも余裕がある、入居者と日頃から接点を持ちたい、など明確に理由がない限り、基本的には委託することをおすすめします。

 

清掃業者の費用相場

地域や業者によって異なりますが、たとえば日常清掃であれば、月1〜1万2,000円くらいが相場といえます。

 

定期清掃や特別清掃については、清掃内容によっても変わってくるため個別に確認してみましょう。

 

また、最近増えているマッチングサービスでは、安価で対応してくれる人とも繋がることが可能です。ただし専門の業者に比べると安くてもクオリティ的には劣る可能性もありますので、清掃内容によって使い分けも検討してみてください。

 

あるいは、シルバー人材を使うのもひとつです。2時間2,000円程度で簡単な清掃に対応してもらえます。

 

そのほかの清掃内容の相場については、下記のようになっています。アパートの共用部清掃1回20分700円〜、草むしり1回1,000円〜、ゴミ出し1回800円〜といった具合です。

 

清掃業者を選ぶコツ

最後に、清掃業者を選定する際のコツをお伝えします。主に見るべきポイントとしては、3つです。

 

1つ目は、実績と清掃技術がしっかりしているかどうかです。業者の清掃実績、担当者が社内の研修を受けた人かどうかなどを確認しましょう。

 

2つ目は、清掃状況を作業完了後に丁寧に報告してくれるかどうかです。きちんとコミュニケーションがとれる業者と取引するようにしましょう。

 

3つ目は、費用や清掃内容が明瞭かどうかです。複数の企業で相見積もりをとって、相場を調べてみるのもいいでしょう。そして、どの作業にどれだけの価格がかかるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。

 

アパートの掃除は入居者の満足度向上に必要

アパート大家は、アパート経営に関する管理業務に対応する義務があります。入居者が滞りなく生活できるよう対応しなければいけません。

 

管理業務のひとつに掃除が含まれるわけですが、アパート掃除の目的は「物件をキレイにし、清潔さを保ち、入居者の満足度をあげて空白率を減らすこと」です。

 

費用はかかりますが、掃除のクオリティ、大家の負担軽減などのメリットを考えると清掃業者に外部委託するのが一般的でしょう。

 

メリットとデメリットを確認し、内容と価格に納得いくのであれば、活用してみてはいかがでしょうか。

 

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マリモ投資住宅事業本部

不動産事業を50年以上続けてきたマリモが、お客様目線でお役に立つ情報をお届けしています。 不動産投資初心者の方に向けての基礎知識から、経験者やオーナー様向けのお役立ち情報まで、幅広い情報の発信を心がけています。 部内の資格保有者(宅地建物取引士、一級建築士、一級施工管理技士、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、管理業務主任者など)が記事を監修し、正しく新鮮な情報提供を心がけています。

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